しも‐ふり【霜降り】 の意味

  1. 霜が降ること。霜の降りること。
  1. 霜の降りたような白い斑点のある模様。特に織物で、白い繊維と色繊維を混紡した糸を用いて織ったもの。「霜降りの学生服」
  1. 牛肉で、赤身の中に脂肪が網の目のように入り込んでいるもの。霜降り肉。
  1. 魚肉や鶏肉をさっと熱湯に通したり焼いたりしたあとすぐ冷水につけ、表面を霜の降りたように白くしたもの。湯ぶり。

しも‐ふり【霜降り】の慣用句

  1. しもふりこくら【霜降り小倉】
    • 霜降り模様のある小倉木綿。学生の夏服などに用いた。
  1. しもふりづき【霜降り月】
    • 陰暦11月の異称。霜月。 冬》「後山へ―の橋をふむ/蛇笏
  1. しもふりまつ【霜降松】
    • ゴヨウマツの変種。葉が緑白色で霜が降りたように見える。霜降り五葉。
  • しも‐ふり【霜降り】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・ 女星は早くも詩人が庭より立ち上る煙を見つけ、今宵はことのほか寒く、天の河にも霜降りたれば、かの煙たつ庭に下りて、たき火かきたてて語りてんというに、男星ほほえみつ、相抱きて煙たどりて音もなく庭に下りぬ。

      国木田独歩「星」

    • ・・・汚れた小倉の霜降りの洋服を着て、脚にも泥だらけのゲートルをまき、草鞋を履いている。

      寺田寅彦「小さな出来事」