あい‐て〔あひ‐〕【相手】 の意味

  1. 一緒になって物事をする、一方の人。「孫の相手をする」「話し相手」
  1. その行為の対象となるもの。「交渉の相手」「相手の出方を見る」「子供相手の商売」
  1. 対抗して勝負を争う人。「相手にとって不足はない」「相手にならない」「手ごわい相手」
  • 名詞

あい‐て〔あひ‐〕【相手】の慣用句

  1. 相手変われど主変わらず
    • 相手が変わっても、こちらは相変わらず同じことを繰り返している。
  1. 相手のさする功名
    • 自分の力によるのではなくて、相手の弱さや失策などのために思いがけなく立てる手柄。
  1. 相手のない喧嘩は出来ぬ
    • 喧嘩は相手がなくてはできない。喧嘩を売られても相手になるなという戒め。相手なければ訴訟(そしょう)なし。
  1. 相手見てからの喧嘩声
    • 相手が自分より弱そうだとわかってから、急に威圧するような態度で声を出す、からいばりの行為。
  1. あいてかた【相手方】
    • 《「あいてがた」とも》
    • 相手の側。また、その人。
    • 法律で、契約・事件などの一方の当事者。売り主に対する買い主、原告に対する被告など。
  1. あいてさきブランドせいぞう【相手先ブランド製造】
  1. あいてしだい【相手次第】
    • 相手の出方によって自分の行動や結果が決まること。
  1. あいてやく【相手役】
    • 演劇などで、役柄の上で相手となる人。また一般に、何かを一緒に行う一方の人。
  • あい‐て〔あひ‐〕【相手】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・ 婆さんは嘲るように、じろりと相手の顔を見ました。

      芥川竜之介「アグニの神」

    • ・・・ 二人が風呂から上がると内儀さんが食膳を運んで、監督は相伴なしで話し相手をするために部屋の入口にかしこまった。

      有島武郎「親子」

    • 紳士 相手は其奴じゃな。

      泉鏡花「紅玉」