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じゅう‐ぞく【従属】 の意味

  1. [名](スル)
  1. 権力や威力のあるものに依存して、それにつき従うこと。「大国に―する」
  1. 主要な事柄に対して、それに付随または支配される関係にあること。「規約改正に―する諸手続き」

じゅう‐ぞく【従属】の慣用句

  1. じゅうぞくえいよう【従属栄養】
    • 他の生物の作った有機物を利用して生活する栄養形式。無機物だけでは生活できない動物や、葉緑素をもたない植物・細菌にみられる。有機栄養。⇔独立栄養
  1. じゅうぞくがいしゃ【従属会社】
    • 株式所有・貸し付け・取引などを通じて他の会社に従属している会社。子会社など。
  1. じゅうぞくかんけい【従属関係】
    • 論理学で、上位概念に対する下位概念の関係。例えば、動物という概念は生物という概念に従属する。
    • 身分上、政治上のつながりなどにおいて、他のものに拘束されている関係。
  1. じゅうぞくこく【従属国】
    • 法制上は独立国であるが、政治的、経済的に他国の事実上の支配下にある国。
    • 宗主国(そうしゅこく)国内法に基づいて、外交関係の一部は自ら処理するが、他の部分は宗主国によって処理される国家。トルコが宗主国であった第一次大戦前のエジプトや、1908年までのブルガリアなど。付庸国。
  1. じゅうぞくじんこう【従属人口】
    • 人口統計で、14歳までの年少人口と65歳以上の老年人口を合計した人口。従属人口以外の人口は生産年齢人口という。
  1. じゅうぞくせつ【従属節】
    • 複文で、主節に対して、主格・述格・連体修飾格・連用修飾格・独立格に立つ節をいう。「彼女が正直なのは有名な話だ」の「彼女が正直なのは」の部分が主格の従属節である。
  1. じゅうぞくはん【従属犯】
  1. じゅうぞくへんすう【従属変数】
    • 独立変数の変化に応じて変わる数。関数yfx)においては、変数xのとる値によって定まる変数yをさす。
  • じゅう‐ぞく【従属】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・誰か、文芸は、政治に従属しなければならぬという? ふたゝび、ロマンシズムの自身の生活というものはあり得ないが、それを自覚すると、せざるとによって、その人に対する印象が異るであろう。

      小川未明「自由なる空想」

    • ・・・ら発生し、大家族を通しての、血族的、言的共生を契機とし、共同防敵によって統一され、師長による文化伝統の教育と、共存同胞による衣食の共同自給にまつものである事情、すなわち父母と、師長と、国土とへの恩愛と従属との観念を呼びさまさなければならない・・・

      倉田百三「学生と先哲」

    • ・・・動物的、本能的愛護と、手足の労働による世話と、犠牲的奉仕とが母性愛と母子間の従属、融合の愛と理解と感謝とに如何に大きな影響を持つかは思い半ばにすぎるものがある。

      倉田百三「婦人と職業」