しゅう‐とう〔シウタウ〕【周到】 の意味

  1. [名・形動]手落ちがなく、すべてに行き届いていること。また、そのさま。「周到な計画を立てる」「用意周到」
  1. [派生]しゅうとうさ[名]
  • 名詞
  • しゅう‐とう〔シウタウ〕【周到】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・の何事も後へは退かぬご気性なるが上に孫かあいさのあまり平生はさまで信仰したまわぬ今の医師及び産婆の注意の一から十まで真っ正直に受けたもうて、それはそれは寝るから起きるから乳を飲ます時間から何やかと用意周到のほど驚くばかりに候、さらに驚くべき・・・

      国木田独歩「初孫」

    • ・・・勿論あれが同じあのようなものにしても生硬粗雑で言葉づかいも何もこなれて居ないものでありましたならば、後の同路を辿るものに取って障礙となるとも利益とはなっていなかったでしょうが、立意は新鮮で、用意は周到であった其一段が甚だ宜しくって腐気と厭味・・・

      幸田露伴「言語体の文章と浮雲」

    • ・・・ けれども、記者たちのこの用意周到の計画も、あまり成功とは言えないようでした。

      太宰治「美男子と煙草」