出典:デジタル大辞泉(小学館)

浄瑠璃。時代物。五段。近松門左衛門作。元禄3年(1690)大坂竹本座初演。「十二段草子」に、謡曲「鞍馬天狗」「張良」「熊坂」「隅田川」などを加えて脚色したもの。
歌舞伎舞踊。富本。のち清元に改調。本名題「十二段君が色音 (いろね) 」。初世桜田治助作詞、名見崎徳治作曲。安永9年(1780)江戸市村座初演。
長唄。5世杵屋六三郎作曲。嘉永3年(1850)発表。「十二段草子」を題材に、上下二段に作曲したもの。