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衆生済度の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典

仏道によって、生きているものすべてを迷いの中から救済し、悟りを得させること。▽仏教語。「衆生」は生きとし生けるもの。人間を含むすべての生きもの。「済度」は迷う衆生を悟りの境地に導くこと。
用例
江戸っ子の憎まれもの勝安房守さえ生きている。衆生済度のわたしが、なんで殺されるものですか。<子母沢寛・勝海舟>

衆生済度の解説 - 学研 四字熟語辞典

仏や菩薩ぼさつが、現世で苦しみ悩んでいるすべての者を救済し、悟りへと導くこと。仏道によって生き物はみな救われ、悟りの境地に達することができるということ。
注記
「衆生」は、この世の生きとし生けるものすべてのもの。「済度」は、迷いの境界にいるすべての生き物を救って悟りの境界へ導くこと。
用例
それよりも、仏道に帰依きえし、衆生済度しゅじょうさいどのために、身命を捨てて人々を救うと共に、汝自身を救うのが肝心じゃ〈菊池寛・恩讐の彼方に〉

衆生済度の解説 - 小学館 デジタル大辞泉

仏語。迷いの苦しみから衆生を救って、悟りの世界に渡し導くこと。

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