ある事を実現させるためにとる方法。てだて。「—を講じる」「目的のためには—を選ばない」「強硬—」「生産—」

[用法]手段・[用法]方法——「患者生命を救うための手段(方法)を考える」「相手自分意志を伝える有効な手段(方法)」など、目的実現するためのやり方の意では相通じて用いられる。◇「生産の手段」というと、原料道具建物などをさし、それらを使って物を生産するやり方が「方法」となる。「強行手段に訴える」といえば、交渉を一方的に打ち切ったり、武力を用いたりすることで、これを「強硬方法に訴える」とは普通はいわない。◇手段は具体的な行為方策をさし、「方法」は一つ一つの手段を総合して効果的に動かすやり方をさすといえる。◇類似の語「手だて」は、「もはやほかに手だてはない」のように、やり方の意で用いられる。

出典:青空文庫

出典:gooニュース

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