しょう‐ぎょう〔シヤウギヤウ〕【正行】 の意味

  1. 仏語。
  1. 仏教の実践修行としての正しい行い。
  1. 浄土門で、往生を可能にする、読誦 (どくじゅ) ・観察・礼拝・称名・讚歎供養 (さんたんくよう) の五つ。称名を特に正定業 (しょうじょうごう) とし、他を助業 (じょごう) とする。
  • しょう‐ぎょう〔シヤウギヤウ〕【正行】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・すると私が、何だ貴様が周勃と陳平とを一緒にしたのなら己は正成と正行とを一緒にしたのだと云って互に意張り合って、さあ来いというので角力を取る、喧嘩をする。

      幸田露伴「少年時代」

    • ・・・ 如意輪堂の扉にあずさ弓の歌を書きのこした楠正行は、年わずかに二十二歳で戦死した。

      幸徳秋水「死刑の前」

    • ・・・ 如意輪堂の扉に梓弓の歌かき残せし楠正行は、年僅に二十二歳で戦死した、忍びの緒を断ちかぶとに名香を薫ぜし木村重成も亦た僅かに二十四歳で、戦死した、彼等各自の境遇から、天寿を保ち若くば病気で死ぬることすらも、耻辱なりとして戦死を急いだ、而・・・

      幸徳秋水「死生」