い‐こう〔ヰクワウ〕【威光】 の意味

  1. 人をおそれさせ、従わせる力や勢い。威勢。「親会社の威光を笠に着る」
  • 名詞
  • い‐こう〔ヰクワウ〕【威光】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・御糺明の喇叭さえ響き渡れば、「おん主、大いなる御威光、大いなる御威勢を以て天下り給い、土埃になりたる人々の色身を、もとの霊魂に併せてよみ返し給い、善人は天上の快楽を受け、また悪人は天狗と共に、地獄に堕ち」る事を信じている。

      芥川竜之介「おぎん」

    • ・・・ですから、どんな難儀に遇っても、十字架の御威光を輝かせるためには、一歩も怯まずに進んで参りました。

      芥川竜之介「神神の微笑」

    • ・・・とて、無色無形の実体にて、間に髪を入れず、天地いつくにも充満して在ませども、別して威光を顕し善人に楽を与え玉わんために「はらいそ」とて極楽世界を諸天の上に作り玉う。

      芥川竜之介「るしへる」