しょう‐へき〔シヤウ‐〕【障壁】 の意味

  1. へだてや仕切りのための壁。
  1. 妨げるもの。じゃま。「外交の障壁を取り除く」
  • 名詞

しょう‐へき〔シヤウ‐〕【障壁】の慣用句

  1. しょうへきが【障壁画】
    • (ふすま)・衝立(ついたて)などに描いた障子絵、床の間・違い棚や長押(なげし)の上の壁などに貼(は)りつけた壁貼付(はりつけ)絵などの総称。広義には障屏(しょうへい)画と同義に用いられる。
  • しょう‐へき〔シヤウ‐〕【障壁】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・一つは雨夜の仮の宿で、毛布一枚の障壁を隔てて男女の主人公が舌戦を交える場面、もう一つは結婚式の祭壇に近づきながら肝心の花嫁の父親が花嫁に眼前の結婚解消をすすめる場面である。

      寺田寅彦「映画雑感(3[#「3」はローマ数字、1-13-23])」

    • ・・・そうしてとうとう身親しくその地をおとずれる日が来たのであったが、その時からまたさらに二十年を隔てた今の自分には、この油絵のスイスと、現実に体験したスイスとの間の差別の障壁はおおかた取り払われてしまって、かえって二十年前の現実が四十年前の幻像・・・

      寺田寅彦「青衣童女像」

    • ・・・そういう家は大抵周囲に植木が植込んであって、それが有力な障壁の役をしたものらしい。

      寺田寅彦「颱風雑俎」