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しら‐が【白髪】 の意味

  1. 《上代は「しらか」か》
  1. 色素がなくなったために白くなった髪。はくはつ。「―が増える」「若―」
  1. 昔、幼児の髪置きの祝いに長命を祈って用いたかぶり物。すが糸・麻苧 (あさお) ・真綿などで白髪の垂れた形に作る。しらがわた。
  1. 婚礼の祝いの贈り物に用いる麻または白絹の束。
  1. 白い絹糸。

しら‐が【白髪】の慣用句

  1. しらがあたま【白髪頭】
    • 髪が全体に白髪となった頭。また、その人。白頭(はくとう)
  1. しらがかつら【白髪鬘】
    • 芝居に用いる白髪のかつら。
  1. しらがごけ【白髪苔/白髪蘚】
    • シラガゴケ科のコケ植物の総称。山地の腐木や岩の上に群生する。高さ約5センチ。雌雄異株。葉はひげ状で白みがかった緑色。庭園などに用いる。オキナゴケ・オオシラガゴケなど。
  1. しらがこぶ【白髪昆布】
    • とろろ昆布の一。昆布の中心の白い部分を厚く重ねて圧縮し、側面を白髪状に細く削った昆布。しらがこんぶ。
  1. しらがぞめ【白髪染(め)】
    • 白髪を黒などに染めること。また、その薬剤。
  1. しらがたろう【白髪太郎】
    • クスサンの幼虫で、体に白い長毛が密生した大形の毛虫。くりけむし。しなのたろう。
  1. しらがのやく【白髪の役】
    • 髪置きの祝いのとき、白髪2をかぶせる役目。また、その人。
  1. しらがひげ【白髪髭】
    • 白いひげ。しらひげ。
  1. しらがまじり【白髪交じり】
    • 黒い髪に白髪がまじっていること。斑白(はんぱく)。ごましお。
  • しら‐が【白髪】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・寡黙な間喜兵衛でさえ、口こそきかないが、白髪頭をうなずかせて、一同の意見に賛同の意を表した事は、度々ある。

      芥川竜之介「或日の大石内蔵助」

    • ・・・ わたしはどういう運命か、母親の腹を出た時には白髪頭をしていたのだよ。

      芥川竜之介「河童」

    • ・・・ 静に放すと、取られていた手がげっそり痩せて、着た服が広くなって、胸もぶわぶわと皺が見えるに、屹と目をみはる肩に垂れて、渦いて、不思議や、己が身は白髪になった、時に燦然として身の内の宝玉は、四辺を照して、星のごとく輝いたのである。

      泉鏡花「伊勢之巻」