し・れる【知れる】 の意味

  1. [動ラ下一][文]し・る[ラ下二]
  1. 他の人の知るところとなる。知られる。「名の―・れた人」「親に―・れては困る」
  1. 知ることができる。自然にわかる。判明する。「気心の―・れた人」「行方が―・れない」「あんなことをするなんて、気が―・れない」
  1. 大したことではないとわかる。それほどではないと見当がつく。「たかが―・れている」「一人の力なんて―・れたものだ」「集まるとしたって―・れた数だ」
  1. (「しれたこと」の形で)わかりきっていて言うまでもない。「―・れたことよ」「金がないのは―・れたことだ」
  1. (「どんなに…かしれない」などの形で)予想がつかないほど甚だしい、の意を表す。「どんなに心配したか―・れない」「どれほど待ち望んでいるか―・れない」→かも知れない
  • し・れる【知れる】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・が、翌日瀬沼兵衛の逐天した事が知れると共に、始めてその敵が明かになった。

      芥川竜之介「或敵打の話」

    • ・・・こはトック君を知れるものにはすこぶる自然なる応酬なるべし。

      芥川竜之介「河童」

    • ・・・しかし仁右衛門は小屋の所在が知れると跡は聞いていなかった。

      有島武郎「カインの末裔」