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しん‐ごん【真言】例文一覧 5件

  1.        一 誠に差出がましく恐入りますが、しばらく御清聴を煩わしまする。 八宗の中にも真言宗には、秘密の法だの、九字を切るだのと申しまして、不思議なことをするのでありますが、もっともこの宗門の出家方は、始め・・・<泉鏡花「湯女の魂」青空文庫>
  2. ・・・当時の仏教は倶舎、律、真言、法相、三論、華厳、浄土、禅等と、八宗、九宗に分裂して各々自宗を最勝でありと自賛して、互いに相排擠していた。新しく、とらわれずに真理を求めようとする年少の求道者日蓮にとってはそのいずれをとって宗とすべきか途方に暮れ・・・<倉田百三「学生と先哲」青空文庫>
  3. ・・・忍術というのは明治になっては魔法妖術という意味に用いられたが、これは戦乱の世に敵状を知るべく潜入密偵するの術で、少しは印を結び咒を持する真言宗様の事をも用いたにもせよ、兵家の事であるのがその本来である。合気の術は剣客武芸者等の我が神威を以て・・・<幸田露伴「魔法修行者」青空文庫>
  4. ・・・ 中を開けてみると「文珠菩薩真言」として、朝鮮文字のような字体で、「オン、ア、ラ、ハ、シャ、ナウ」と書かれている。「オン、ア、ラ、ハ………………。」 俺は二三度その文句を口の中で繰りかえしている。 却々スラ/\と云えない。然・・・<小林多喜二「独房」青空文庫>
  5. ・・・坊さんは、××大将は浄土だが、私は真言だからというので、わざわざ真言の坊さんを二人まで呼んで、忰のためにお經をあげて下すったがやすよ。 それから、つい近年まで、法事のあるたんびに、日が同じだからと云うんで、忰の方も一緒にお供養下すって、・・・<徳田秋声「躯」青空文庫>