しん‐ぼう【心棒】 の意味

  1. 車輪・こまなど、回転する物の中心となる棒。回転軸。心木 (しんぎ) 。
  1. 物の中心に入れて、支えなどする棒。
  1. 集団やその活動の中心になるもの。「一家の心棒となって働く」
  • 名詞
  • しん‐ぼう【心棒】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・それもちゃんと一所に止ったまま、ホヤを心棒のようにして、勢いよく廻り始めたのです。

      芥川竜之介「魔術」

    • ・・・そして私もまた、そこの蜜豆が好きで、というといかにもだらしがないが、とにかくその蜜豆は一風変っていて氷のかいたのをのせ、その上から車の心棒の油みたいな色をした、しかし割に甘さのしつこくない蜜をかぶせて仲々味が良いので、しばしば出掛け、なんや・・・

      織田作之助「大阪発見」

    • 弟の藤二がどこからか健吉が使い古した古独楽を探し出して来て、左右の掌の間に三寸釘の頭をひしゃいで通した心棒を挾んでまわした。

      黒島伝治「二銭銅貨」