• で始まる
  • で一致する
  • で終わる
  • を説明文に含む
  • を見出しに含む

すい‐じん【粋人】 の意味

  1. 風流を好む人。優雅な、趣味の豊かな人。
  1. 遊里や花柳界などの事情によく通じている人。転じて、経験を積んで世間や人情の裏表をよく知っている、さばけた人。通人。
  • 名詞
  • すい‐じん【粋人】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・ 十六か七の時、ただ一度――場所は築地だ、家は懐石、人も多いに、台所から出入りの牛乳屋の小僧が附ぶみをした事のあるのを、最も古くから、お誓を贔屓の年配者、あたまのきれいに兀げた粋人が知っている。

      泉鏡花「燈明之巻」

    • ・・・加うるに持って生れた通人病や粋人癖から求めて社会から遠ざかって、浮世を茶にしてシャレに送るのを高しとする風があった。

      内田魯庵「二十五年間の文人の社会的地位の進歩」

    • ・・・私が、その一年生の冬季休暇に、東京へ遊びに来て、一夜、その粋人の服装でもって、おでんやの縄のれんを、ぱっとはじいた。

      太宰治「服装に就いて」