すずみ【涼み】 の意味

  1. 涼むこと。涼しい空気に当たって暑さをしのぐこと。納涼。「夕涼み」 夏》「網打の見えずなりゆく―かな/蕪村

すずみ【涼み】の慣用句

  1. すずみきゃく【涼み客】
    • 夏、暑さを避けて涼しい土地に出掛ける人。
  1. すずみだい【涼み台】
    • 暑さをしのぐために、軒先などに置いた腰掛け台。縁台。 夏》
  1. すずみぶね【涼み船】
    • 納涼に用いる船。納涼船。 夏》
  • すずみ【涼み】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・図は四条の河原の涼みであって、仲居と舞子に囲繞かれつつ歓楽に興ずる一団を中心として幾多の遠近の涼み台の群れを模糊として描き、京の夏の夜の夢のような歓楽の軟かい気分を全幅に漲らしておる。

      内田魯庵「淡島椿岳」

    • ・・・風のない夜で涼みかたがた見物に来る町の人びとで城跡は賑わっていた。

      梶井基次郎「城のある町にて」

    • ・・・ある夕、雨降り風起ちて磯打つ波音もやや荒きに、独りを好みて言葉すくなき教師もさすがにもの淋しく、二階なる一室を下りて主人夫婦が足投げだして涼みいし縁先に来たりぬ。

      国木田独歩「源おじ」