すすり‐なき【×啜り泣き】 の意味

  1. すすり泣くこと。「弔問客の間から啜り泣きの声が漏れる」
  • 名詞
  • すすり‐なき【×啜り泣き】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・ おぎんは切れ切れにそう云ってから、後は啜り泣きに沈んでしまった。

      芥川竜之介「おぎん」

    • ・・・だからいよいよ立つと云う前夜、彼女は犬を抱き上げては、その鼻に頬をすりつけながら、何度も止めどない啜り泣きを呑みこみ呑みこみしたものだった。

      芥川竜之介「奇怪な再会」

    • ・・・ 保吉は次第に遠ざかる彼等の声を憎み憎み、いつかまた彼の足もとへ下りた無数の鳩にも目をやらずに、永い間啜り泣きをやめなかった。

      芥川竜之介「少年」