せい‐こう〔‐カウ〕【生硬】 の意味

  1. [名・形動]態度・表現などが、未熟でかたい感じがすること。また、そのさま。「生硬な訳文」
  1. [派生]せいこうさ[名]
  • 名詞
  • せい‐こう〔‐カウ〕【生硬】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・と語りだした話も教師らしい生硬な語り方で、声もポソポソと不景気だった。

      織田作之助「世相」

    • ・・・そエロチシズム評論ではないか――などという揚足取りを、まさか僕はしたくありませんが、大体に於て、公式的にものを考え、公式的な文章を書く人の言葉づかいは、科学的か医学的か政治的か何だか知りませんが、随分生硬でどぎついような気がしますね。

      織田作之助「猫と杓子について」

    • ・・・勿論あれが同じあのようなものにしても生硬粗雑で言葉づかいも何もこなれて居ないものでありましたならば、後の同路を辿るものに取って障礙となるとも利益とはなっていなかったでしょうが、立意は新鮮で、用意は周到であった其一段が甚だ宜しくって腐気と厭味・・・

      幸田露伴「言語体の文章と浮雲」