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素地や釉 (うわぐすり) に微量の鉄分を含み、還元炎で焼成して青緑色に発色させた磁器。また、その色。酸化によって黄緑色・黄褐色を呈するものもある。中国で発達。日本での本格的な焼成は江戸初期の有田焼に始まる。
出典:デジタル大辞泉(小学館)
せいじいろ【青磁色】
青磁の表面のような色。薄い青緑色。
出典:青空文庫
・・・頬紅、それから地味な青磁色の半襟。―― 陳は麦酒を飲み干すと、徐・・・ 芥川竜之介「影」
・・・が、その中に青磁色のガウンをひっかけた女が一人、誰よりも興奮して・・・ 芥川竜之介「彼 第二」
・・・机の上へ、恭しそうに青磁の香炉や金襴の袋を並べ立てた。「その御親・・・ 芥川竜之介「奇怪な再会」
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