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せい‐ぜん【整然】 の意味

  1. [ト・タル][文][形動タリ]秩序正しく整っているさま。「整然たる行列」「理路整然」
  • せい‐ぜん【整然】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・粟野さんは今日も煙草の缶、灰皿、出席簿、万年糊などの整然と並んだ机の前に、パイプの煙を靡かせたまま、悠々とモリス・ルブランの探偵小説を読み耽っている。

      芥川竜之介「十円札」

    • ・・・ と、肩に斜なその紫包を、胸でといた端もきれいに、片手で捧げた肱に靡いて、衣紋も褄も整然とした。

      泉鏡花「開扉一妖帖」

    • ・・・髪の薄い天窓を真俯向けにして、土瓶やら、茶碗やら、解かけた風呂敷包、混雑に職員のが散ばったが、その控えた前だけ整然として、硯箱を右手へ引附け、一冊覚書らしいのを熟と視めていたのが、抜上った額の広い、鼻のすっと隆い、髯の無い、頤の細い、眉のく・・・

      泉鏡花「朱日記」