出典:デジタル大辞泉(小学館)

[名]
  1. 数の名。自然数で最初の数。ひとつ。

  1. いちばん初め。1番目。「―の鳥居」

  1. 物事の最初。「―から出直す」

  1. 最もすぐれていること。最上。最高。「―の子分」「世界―」

  1. 三味線などで、いちばん音の低い太い糸。一の糸。

  1. 島田髷 (まげ) などの後ろに張り出た部分。

    1. 「菊千代は潰島田 (つぶし) の―を気にしながら色気のない大欠 (おおあくび) 」〈荷風腕くらべ

[副]いちばん。最も。いっち。
    1. 「木 (こ) ねりと申して、―うまい柿でござる」〈虎寛狂・合柿

[補説]「壱」は、主に証書などに金額を記すときまちがいを防ぐために、「一」の代わりに特に用いる。