出典:デジタル大辞泉(小学館)

イチイ科の常緑高木。深山に生え、樹皮は赤褐色で浅い裂け目がある。葉は針状で、ややねじれた羽状につく。雌雄異株。実は種子を肉質の仮種皮が覆い、秋に熟して、甘い。材は緻密で光沢があり、建築・家具・細工物に用いられる。笏 (しゃく) の材料としたところから位階の一位にちなむ名。あららぎ。おんこ。すおうのき。 実=秋 花=春》「落人に愛されし峡 (かい) ―の実/不死男