せき‐まつ【席末】例文一覧 2件

  1. ・・・いつも年末に催されるという滝田君の招宴にも一度席末に列しただけである。それは確震災の前年、――大正十一年の年末だったであろう。僕はその夜田山花袋、高島米峰、大町桂月の諸氏に初めてお目にかかることが出来た。        ◇ 僕は又滝・・・<芥川竜之介「滝田哲太郎君」青空文庫>
  2. ・・・その時余は大概四十何人の席末を汚すのが例であったのに、先生はきぜんとして常に二三番を下らなかったところをもって見ると、頭脳は余よりも三十五六枚方明晰に相違ない。その津田君が躍起になるまで弁護するのだから満更の出鱈目ではあるまい。余は法学士で・・・<夏目漱石「琴のそら音」青空文庫>