せっ‐ぱく【切迫】 の意味

  1. [名](スル)
  1. 期日などが間近に迫ること。「返済期限が切迫する」
  1. 緊張した状態になること。逃げ場のない追いつめられた状態になること。「経済情勢が切迫する」
  1. 呼吸や脈が、小刻みに速くなること。「脈が切迫する」
  • 名詞

せっ‐ぱく【切迫】の慣用句

  1. せっぱくせいにょうしっきん【切迫性尿失禁】
    • 抑えがたい強い尿意が急に起こり、尿が漏れてしまう状態。膀胱(ぼうこう)の筋肉が過剰に活動したり、収縮力が弱くなったりすることが原因とされ、高齢者に多くみられる。治療には膀胱の緊張を緩める薬などが用いられる。→尿失禁
  1. せっぱくそうざん【切迫早産】
    • 妊娠22週から36週までに子宮収縮・出血・子宮口の開大などがみられ、早産に至る危険性が高い状態をいう。
  1. せっぱくりゅうざん【切迫流産】
    • 流産が始まりかけている状態。
  • せっ‐ぱく【切迫】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・しかし事情はこれを書かなければ、もう一刻の存在も苦痛なほど、切迫して参りました。

      芥川竜之介「二つの手紙」

    • ・・・「切迫詰って、いざ、と首の座に押直る時には、たとい場処が離れていても、きっと貴女の姿が来て、私を助けてくれるッて事を、堅くね、心の底に、確に信仰していたんだね。

      泉鏡花「女客」

    • ・・・ 随分それまでにもかれこれと年季を増して、二年あまりの地獄の苦がフイになっている上へ、もう切迫と二十円。

      泉鏡花「葛飾砂子」