せん‐じょう〔‐ジヤウ|‐デウ〕【洗浄/洗×滌】例文一覧 2件

  1. ・・・ むごたらしい人間の私は、三毛がこの防腐剤にまみれた足と子猫で家じゅうの畳をよごしあるく事に何よりも当惑したので、すぐに三毛をかかえて風呂場にはいって石鹸で洗滌を始めたが、このねばねばした油が密生した毛の中に滲透したのはなかなか容易には・・・<寺田寅彦「子猫」青空文庫>
  2. ・・・それからまた、胃の洗滌をすると言って長いゴム管を咽喉から無理に押し込まれたとき、鼻汁といっしょにたわいなくこぼれる涙に至っては真に沙汰の限りである。 しかしこんな純生理的な涙でも、また悲しくて出る涙でも、あれが出ないと、何かしらひどくい・・・<寺田寅彦「自由画稿」青空文庫>