せん‐ど【先度】例文一覧 2件

  1. ・・・両親兄弟が同意でなんでお前に不為を勧めるか。先度は親の不注意もあったと思えばこそ、ぜひ斎藤へはやりたいのだ。どこから見たって不足を言う点がないではないか、生若いものであると料簡の見留めもつきにくいが斎藤ならばもう安心なものだ。どうしても承知・・・<伊藤左千夫「春の潮」青空文庫>
  2. ・・・ 与二は政元の下で先度の功に因りて大に威を振ったが、兄を討ったので世の用いも悪く、三好筑前守はまた六郎の補佐の臣として六郎の権威と利益とのためには与二の思うがままにもさせず振舞うので、与二は面白くなくなった。 そこで与二は竹田源七、・・・<幸田露伴「魔法修行者」青空文庫>