せん‐び【船尾】 の意味

  1. 船の後端部。とも。⇔船首
  • 名詞

せん‐び【船尾】の慣用句

  1. せんびざい【船尾材】
    • 船尾を構成する主要材。竜骨の後端に接続して立てる湾曲した材。
  1. せんびとう【船尾灯】
    • 航海中、船尾に掲げる白色の灯火。
  1. せんびろう【船尾楼】
    • 船尾にある、上甲板より一段高い船楼。
  • せん‐び【船尾】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・私は紺絣の着物、それに袴をつけ、貼柾の安下駄をはいて船尾の甲板に立っていた。

      太宰治「佐渡」

    • 船尾に腰かけた若者はうつむいて一心にヴァイオリンをひいている。

      寺田寅彦「旅日記から(明治四十二年)」

    • ・・・その雲のすぐ上を一隻の飛行船が、船尾からまっ白な煙を噴いて、一つの峯から一つの峯へちょうど橋をかけるように飛びまわっていました。

      宮沢賢治「グスコーブドリの伝記」