そう‐い〔サウ‐〕【創×痍】例文一覧 2件

  1. ・・・すると我我も創痍を負わずに人生の競技場を出られる筈はない。 成程世人は云うかも知れない。「前人の跡を見るが好い。あそこに君たちの手本がある」と。しかし百の游泳者や千のランナアを眺めたにしろ、忽ち游泳を覚えたり、ランニングに通じたりするも・・・<芥川竜之介「侏儒の言葉」青空文庫>
  2. ・・・そうして見れば飾磨屋は、どうかした場合に、どうかした無形の創痍を受けてそれが癒えずにいる為めに、傍観者になったのではあるまいか。 若しそうだとすると、その飾磨屋がどうして今宵のような催しをするのだろう。世間にはもう飾磨屋の破産を云々する・・・<森鴎外「百物語」青空文庫>