ぞう‐きゅう〔‐キフ〕【増給】例文一覧 1件

  1. ・・・妻子を抱えているものは勿論だが、独身者すらも糊口がし兼ねて社長の沼南に増給を哀願すると、「僕だって社からは十五円しか貰わないよ」というのが定った挨拶であった。増給は魯か、ドンナ苦しい事情を打明けられても逆さに蟇口を振って見せるだけだ。「十五・・・<内田魯庵「三十年前の島田沼南」青空文庫>