ぞう‐し〔ザウ‐〕【曹司】例文一覧 1件

  1. ・・・春の夜の曹司はただしんかんと更け渡って、そのほかには鼠の啼く声さえも聞えない。 阿闍梨は、白地の錦の縁をとった円座の上に座をしめながら、式部の眼のさめるのを憚るように、中音で静かに法華経を誦しはじめた。 これが、この男の日頃からの習・・・<芥川竜之介「道祖問答」青空文庫>