いちり‐づか【一里塚】 の意味

  1. 主要な街道に1里(約3.927キロ)ごとに築かれた塚。榎 (えのき) などが植えられ、旅人のための里程標となった。
  1. 大きな仕事や目標へむかう過程での一つの段階。「遠大な計画の一里塚ともなる事業が成った」
  • いちり‐づか【一里塚】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・ またこの出現するのにおのずから場所が定まっている傾向があり、たとえば一里塚のような所の例があげられている。

      寺田寅彦「怪異考」

    • ・・・しかし、それだけにまた、自分にとっては三十余年前の冬のある曇り日のこの珍しい体験が、過去の想い出の中に聳え立った一里塚のように顕著な印象を止めているものと思われる。

      寺田寅彦「鴫突き」

    • ・・・狭く科学と限らず一般文化史上にひときわ目立って見える堅固な石造の一里塚である。

      寺田寅彦「相対性原理側面観」