そこ・ねる【損ねる】例文一覧 2件

  1. ・・・新聞を見ても知れることで、身を投げても死損ねる、……却って助かる人の方が多い位に都の川というものは夜でも賑やかなものだ。尤も中川となると夜は淋しい、利根は猶お更のことだ。 大川も吾妻橋の上流は、春の夜なぞは実によろしい。しかし花があり月・・・<幸田露伴「夜の隅田川」青空文庫>
  2. ・・・それから、阿蘭陀や日本の国々のあるところを問うに、また、まえの法のようにして、ひとところもさし損ねることがなかった。日本は思いのほかにせまくるしく、エドは虫に食われて、その所在をたしかめることさえできなかった。 シロオテは、コンパスをあ・・・<太宰治「地球図」青空文庫>