損ねる（そこねる）とは？意味・読み方・使い方

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そこ・ねる【損ねる】
の解説

［動ナ下一］［文］そこ・ぬ［ナ下二］

１
1. ㋐人の気持ちを傷つける。「機嫌を—・ねる」「感情を—・ねる」
2. ㋑からだの調子を悪くする。「働きすぎて健康を—・ねる」

２
1. ㋐物がこわれる。傷がつく。
  
  「私の琵琶はちと—・ねて役に立ちませぬ」〈虎寛狂・伯養〉
2. ㋑気持ちなどが、悪い状態になる。
  
  「ちと機嫌が—・ねた」〈虎寛狂・子盗人〉

３（動詞の連用形に付いて）
1. ㋐…するのに失敗する。「買い—・ねる」
2. ㋑…する機会を失う。「言い—・ねる」

類語

出典：デジタル大辞泉（小学館）

損ねるの例文(2)

出典：青空文庫

･･･とで、身を投げても死損ねる、……却って助かる人の方が多い位に都の川･･･幸田露伴「夜の隅田川」
･･･て、ひとところもさし損ねることがなかった。日本は思いのほかにせまく･･･太宰治「地球図」

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