そ‐すい【疎水/×疏水】 の意味

  1. 灌漑 (かんがい) ・給水・発電などのため、土地を切り開いてつくった水路。「琵琶湖―」
  1. 水になじみにくいこと。水との親和性が弱いこと。⇔親水
  • 名詞

そ‐すい【疎水/×疏水】の慣用句

  1. そすいき【疎水基】
  1. そすいけつごう【疎水結合】
    • 水に溶けにくい疎水性の分子が、水の分子にはじかれて集合する現象。疎水性分子間で相互に引力がはたらかなくても生じる。疎水効果。
  1. そすいこうか【疎水効果】
  1. そすいコロイド【疎水コロイド】
  1. そすいせい【疎水性】
    • 水と親和性が小さいこと。水と結びつきにくい、水に溶けにくい、また、物の表面で水が薄く広がらないで水滴となるなどの性質を持つこと。親油性。⇔親水性
  • そ‐すい【疎水/×疏水】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・ やがて、あの人は銀閣寺の停留所附近から疏水伝いに折れて、やっと鹿ヶ谷まで辿りつく。

      織田作之助「天衣無縫」

    • ・・・ 明治の政府になってから五年目に安場保和の建案を発端とし、大久保利通の内地の開発事業の一つの典型として、福島県でも猪苗代湖から疏水をこしらえて、これまでは鎌戦さのあった草地へ田を作る仕事に着手した。

      宮本百合子「村の三代」

    • ・・・ 北海道開発に志を遂げなかった政恒は、福島県の役人になってから、猪苗代湖に疏水事業をおこし、安積郡の一部の荒野を灌漑して水田耕作を可能にする計画を立て、地方の有志にも計ってそれを実行にうつした。

      宮本百合子「明治のランプ」