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そび・える【×聳える】 の意味

  1. [動ア下一][文]そび・ゆ[ヤ下二]
  1. 山などが非常に高く立つ。そそりたつ。「雲に―・える霊峰」「高層住宅が―・える団地」
  1. ほっそりしている。すらりとしている。
    • 「人ざまいとあてに―・えて、心恥づかしきけはひぞしたる」〈・明石〉
  • そび・える【×聳える】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・ 就中、公孫樹は黄なり、紅樹、青林、見渡す森は、みな錦葉を含み、散残った柳の緑を、うすく紗に綾取った中に、層々たる城の天守が、遠山の雪の巓を抽いて聳える

      泉鏡花「縷紅新草」

    • ・・・近づくにつれて、晴川歴々たり漢陽の樹、芳草萋々たり鸚鵡の洲、対岸には黄鶴楼の聳えるあり、長江をへだてて晴川閣と何事か昔を語り合い、帆影点々といそがしげに江上を往来し、更にすすめば大別山の高峰眼下にあり、麓には水漫々の月湖ひろがり、更に北方に・・・

      太宰治「竹青」

    • ・・・ 窓際の籐椅子に腰かけて、正面に聳える六百山と霞沢山とが曇天の夕空の光に照らされて映し出した色彩の盛観に見惚れていた。

      寺田寅彦「雨の上高地」