そん‐ぞう〔‐ザウ〕【尊像】例文一覧 2件

  1. ・・・その廚子の上には経文と一しょに、阿弥陀如来の尊像が一体、端然と金色に輝いていました。これは確か康頼様の、都返りの御形見だとか、伺ったように思っています。 俊寛様は円座の上に、楽々と御坐りなすったまま、いろいろ御馳走を下さいました。勿論こ・・・<芥川竜之介「俊寛」青空文庫>
  2. ・・・けがれた心を洗いまひょと、彼女たちは不動明王の尊像に水をかける。何十年来一日も欠かさず水をそそがれた不動明王の体からは蒼い苔がふき出している。むろん乾いたためしはない。燈火の火が消えぬように。 水をかけ終ると、やがて彼女たちはおみくじを・・・<織田作之助「大阪発見」青空文庫>