出典:デジタル大辞泉(小学館)

[助動][だろ|だっ・で|だ|(な)|なら|○]《連語「である」の音変化形「であ」がさらに音変化したもの》名詞、準体助詞「の」などに付く。
  1. 断定する意を表す。「今日は子供の誕生日」「学生は怠けるべきはない」「熱が高いのなら会社を休みなさい」

    1. 「それも遅ければきかない物ぞ」〈雑兵物語・上〉

  1. 終止形「だ」を間投助詞的に用いて、語調を強める意を表す。「それは、お前が悪いんだよ」→だろうのだ

[補説]現代語「だ」は室町時代以来の語で、関西の「じゃ(ぢゃ)」に対し、主として関東で使われた。「だ」が用いられる文体は「である」とともに常体とよばれ、敬体の「です」「であります」と対比される。「だ」の未然形・仮定形は、動詞・形容詞・助動詞「れる・られる・せる・させる・た・たい・ない・ぬ・らしい」などの終止形にも付く。連体形の「な」は、形式名詞「はず」「もの」などや、「の」「ので」「のに」に連なる場合に限って使われる。