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だ‐き【唾棄】 の意味

  1. [名](スル)つばを吐きすてること。転じて、非常に軽蔑して嫌うこと。「唾棄すべき行為」
  • 名詞
  • だ‐き【唾棄】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・そして、有妻の男子が他の女と通ずる事を罪悪とし、背倫の行為とし、唾棄すべき事として秋毫寛すなき従来の道徳を、無理であり、苛酷であり、自然に背くものと感じ、本来男女の関係は全く自由なものであるという原始的事実に論拠して、従来の道徳に何処までも・・・

      石川啄木「性急な思想」

    • ・・・     四 闇市場で売っている蛍を見て、美しいと思ったなどという感傷は、思えば唾棄すべきではあるまいか。

      織田作之助「大阪の憂鬱」

    • ・・・俺も今こそかの芸術の仮面家どもを千里の遠くに唾棄して、安んじて生命の尊く、人類の運命の大きくして悲しきを想うことができる……」 寝間の粗壁を切抜いて形ばかりの明り取りをつけ、藁と薄縁を敷いたうす暗い書斎に、彼は金城鉄壁の思いかで、籠って・・・

      葛西善蔵「贋物」