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[副助]名詞、活用語の連体形、一部助詞に付く。
  1. 分量程度限度を表す。…ほど。…くらい。…かぎり。「走れる—走ってみよう」「どれ—の人が苦しんでいるか」

  1. 範囲限定する意を表す。…ばかり。…のみ。「学校—でなく家庭での指導も大切だ」

  1. 慣用的に用いられ、種々の意を表す。

    1. ㋐「…ば…だけ」「…たら…ただけ」の形で、一方の程度が高まるのに比例して、他方事柄状態程度も高まる意を表す。…につれていっそう。「注意すればする—反抗する」「読書したら読書した—人生の深みが増す」

    2. ㋑多く「…だけあって」「…だけのことはある」「…だけに」の形で、素質・能力・価値相応発揮される意を表す。「横綱—あって強い」「苦労した—のことはある」→だけに

    3. ㋒「…だけでは」「…だけでも」の形で、限定された条件を表す。「口先—では実現できない」「名前—でも参加してほしい」→だけに

[補説]「だけ」は名詞「たけ(丈)」から転じたもので、近世以降になって助詞として用いられるようになった。もとの名詞「たけ」は副詞「ありったけ」などに名残をとどめている。

出典:gooニュース

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