たすき【×襷/手×繦】 の意味

  1. 和服の袖やたもとがじゃまにならないようにたくし上げるためのひも。背中で斜め十文字に交差させ両肩にまわして結ぶ。
  1. 一方の肩から他方の腰のあたりに斜めにかける、輪にした細長いひも。「次走者に―を渡す」
  1. ひもや線などを斜めに交差させること。また、そのような形や模様。
  1. 漢字で、「戈」などの「ノ」の部分。
  1. 古代、神事に奉仕するための物忌みのしるしとして肩にかけるひも。
    • 「白たへの―を掛けまそ鏡手に取り持ちて」〈・九〇四〉
  1. [補説]「襷」は国字。

たすき【×襷/手×繦】の慣用句

  1. たすきがけ【襷掛(け)】
    • たすきをかけること。また、その姿。
    • ひもや縄などを斜めに交差させてかけること。
  1. たすきがけじんじ【襷掛(け)人事】
    • 合併した官庁・企業などが、幹部として、元の組織ごとにそれぞれの出身者を均等に就かせる人事。
    • [補説]旧組織どうしの勢力を均衡させるために行う。例えば、当期は会長専務を旧A社から、社長常務を旧B社から選び、次期にはこれと逆の任用を行うなど。
  1. たすきざん【襷桟】
    • たすきの形に斜めに交差させた桟。
  1. たすきぞり【襷反り】
    • 相撲のきまり手の一。相手の差し手のひじをつかんで、その腕の下をくぐるようにして腰を落とし、一方の手で相手の足を内側から取って自分の背後に落とす。つたえぞり。たすきがけ。
  1. たすきぼし【襷星】
    • 二十八宿の一、翼宿(よくしゅく)の和名。→(よく)