たちん‐ぼう〔‐バウ〕【立ちん坊】例文一覧 2件

  1. ・・・この冬に肺を病んでから薬一滴飲むことすらできず、土方にせよ、立ちん坊にせよ、それを休めばすぐ食うことができないのであった。「もうだめだ」と、十日ぐらい前から文公は思っていた。それでもかせげるだけはかせがなければならぬ。それできょうも朝五・・・<国木田独歩「窮死」青空文庫>
  2. ・・・を立ちん坊にだけ、背景の代りにだけつかったことは、舞台監督の上手下手をこえて社会主義の社会での芸術というものの本質についての認識不足を示している。こけおどしの舞台効果のために、人間のエネルギーの浪費が平気でされているとは「ゴトブ」の舞台認識・・・<宮本百合子「ソヴェトの芝居」青空文庫>