あい‐よく【愛欲/愛×慾】 の意味

  1. 異性への性的な欲望。「―におぼれる」
  1. 仏語。欲望に執着すること。
  • あい‐よく【愛欲/愛×慾】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・その手に感ずる暖いなめらかな触感はクララの愛欲を火のようにした。

      有島武郎「クララの出家」

    • ・・・加うるに、最も自己の欲望を満足することが、意義ある生活だと考えたところから彼等は、家庭を破壊して、新しい愛欲の生活に入ろうとつとめたものもある。

      小川未明「婦人の過去と将来の予期」

    • ・・・是等のことは、人間生活を思念することから、即ち、社会のために民衆のために、我等理想のためにということから、はなれて自己満足のために、愛欲の生活のために若くは、自己韜晦のために、筆を採るというように、作家の意気を失墜するものがあると考えられる・・・

      小川未明「正に芸術の試煉期」