北海道南西部、内浦湾に面する市。もと中心部は紋鼈 (もんべつ) といった。明治初年に伊達支藩の亘理 (わたり) 藩の藩主と家臣団が入植し、その旧邸は現在、開拓記念館。野菜栽培が盛ん。平成18年(2006)3月、大滝村を編入。人口3.6万(2010)。

[補説]福島県にも伊達市があり、同名の市はこの両市と広島県府中市東京都府中市との2組だけ。
姓氏の一。
鎌倉から江戸にかけての御家人、大名。藤原北家の流。朝宗の時、源頼朝奥州征伐に従った功により、当時陸奥 (むつ) の伊達郡を与えられ、伊達氏を称したのが始め。のち、政宗のとき東北一の大名となった。伊予の伊達氏は分家

福島県北東部、福島盆地東半を占める市。奥州伊達氏発祥の地。モモなど果樹農業が盛ん。平成18年(2006)1月、伊達町・梁川 (やながわ) 町・保原 (ほばら) 町・霊山 (りょうぜん) 町・月舘町が合併して成立。人口6.6万(2010)。

[補説]北海道にも伊達市があり、同名の市はこの両市と広島県府中市東京都府中市との2組だけ。

[名・形動]

  1. 意気侠気 (きょうき) をひけらかすこと。また、そのさま。「—な若い衆」「男—」

  1. 人目を引くはでな服装や振る舞いをすること。見えを張ること。また、そのさま。「—や酔狂ではない」

  1. 好みがしゃれていること。考え方がさばけていること。また、そのさま。粋 (いき) 。「—に着こなす」

    1. 「さすが茶人の妻、物好きもよく気も—に」〈浄・鑓の権三

[補説]人目につくようにする意の「立つ」の連用形「立て」からとも、伊達政宗家来がはでな服装であったからともいう。

[接尾]

  1. 名詞、動詞の連用形、形容詞の語幹などに付いて、取り立ててそのようなようすをする、実際以上にそれを誇示してみせようとする、などの意を表す。「かばい—」「賢 (かしこ) —」「心安—」

  1. 車につける牛馬の数や船の艪 (ろ) の数などに付けて、それだけの数で成り立っていることを表す。「二頭—の馬車」「八挺 (ちょう) —の船」

  1. 作品項目種類などの数を表す。「三本—の興行

[接尾]建築物や階数を表す語に付いて、そのような建て方のものであることを表す。「三階—」「一戸—の住宅
連語断定の助動詞「だ」+終助詞「て」》…だよ。
[補説]江戸後期ごろ、医者儒者などが好んで用いた。

出典:青空文庫

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