たのもし‐こう【頼母子講】例文一覧 2件

  1. ・・・源作は、小川に気がつくと答えた。小川は、自分が村で押しが利く地位にいるのを利用して、貧乏人や、自分の気に食わぬ者を困らして喜んでいる男であった。源作は、頼母子講を取った。抵当に、一段二畝の畑を書き込んで、其の監査を頼みに、小川のところへ行っ・・・<黒島伝治「電報」青空文庫>
  2. ・・・ そんな考えから、親爺は、借金や、頼母子講を落した金で、ちびり/\と田と畠を買い集めた。破産した人間の土地を値切り倒して、それで時価よりも安く買えると彼は、鬼の首を取ったように喜んだ。 七年間に、彼は、全然の小作人でもない、又、全然・・・<黒島伝治「浮動する地価」青空文庫>