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いと とは？ 意味・読み方・使い方

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いと【▽幼】
の解説

［名］《近世上方語》幼児。男女の区別なく用いたが、後期には女児をさすようになった。

    1. 「お生まれなされた—様（＝男児）の」〈浄・布引滝〉

    2. 「向かひの嬶 (かか) や隣の—（＝女児）なぞ対手 (あひて) にして」〈滑・浮世風呂・四〉
［接頭］名詞に付いて、おさない、いとけない、の意を表す。

    1. 「—姫君二つ三つばかりにておはしませば」〈栄花・初花〉

いと【伊都／怡土】
の解説

⇒伊都国 (いとのくに) 

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［日本史］の言葉

［平安時代まで］の言葉

いと【糸】
の解説

  1. １ 天然、または人造の繊維を細長く引きのばしてよりをかけたもの。織物糸・縫い糸・編み物糸など。「—をつむぐ」

  1. ２ 細長く1のようになっているもの。「クモの—」

  1. ３ 琴または三味線などの弦楽器の弦 (げん) 。「—を張る」

  1. ４ 琴・三味線のこと。「—竹」

  1. ５ 釣り糸。「—を垂れる」

  1. ６ （比喩的に）物事を結びつけるもの。「記憶の—をたぐる」「運命の—」

  1. ７ 糸引き納豆をいう女房詞。

関連語
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［生活］の言葉

［ファッション］の言葉

い‐と【異図】
の解説

謀反 (むほん) の心。異心。

い‐と【意図】
の解説

［名］(スル)

  1. １ 何かをしようとすること。「早期開催を—する」

  1. ２ 何かをしようと考えている事柄。おもわく。もくろみ。「相手の—をくむ」

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関連語

いと
の解説

［副］

  1. １ 非常に。たいへん。きわめて。

    1. 「三寸ばかりなる人、—うつくしうて居たり」〈竹取〉

  1. ２ ほんとうに。まったく。

    1. 「忘れ草種とらましを逢ふことの—かく難きものと知りせば」〈古今・恋五〉

  1. ３ （あとに打消しの語を伴って）あまり。それほど。

    1. 「—やむごとなき際 (きは) にはあらぬが」〈源・桐壺〉

[補説]現在「いとも」という表現に残る。

出典：デジタル大辞泉（小学館）

いと の慣用句・熟語(3)

出典：デジタル大辞泉（小学館）

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2024/04/10 15:55

出典：gooニュース

いと の例文(61)

出典：青空文庫

  • ･･･意味で、会話は、彼の意図通り、方向を転換したと云っても差支えない･･･ 芥川竜之介「或日の大石内蔵助」

  • ･･･給うべし。源平盛衰記いとど思いの深くなれば、かくぞ思いつづけける･･･ 芥川竜之介「俊寛」

  • ･･･ってはどれもこれも快いと思われるものではなかった。彼は征服した敵･･･ 有島武郎「親子」

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出典：教えて！goo

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