だん‐いん〔‐ヰン〕【団員】例文一覧 5件

  1. ・・・ 翌日から安子は折井と一緒に浅草を歩き廻り、黒姫団の団員にも紹介されて、悪の世界へ足を踏み入れると、安子のおきゃんな気っぷと美貌は男の団員たちがはっと固唾を飲むくらい凄く、団員は姐御とよんだ。気位の高い安子はけちくさい脅迫や、しみったれ・・・<織田作之助「妖婦」青空文庫>
  2. ・・・ 三島から青年団員が大勢乗込んだ。ショベルや鍬を提げた人も交じっている。静岡の復旧工事の応援に出かけるらしい。三等が満員になったので団員の一部は二等客車へどやどや雪崩れ込んだ。この直接行動のおかげで非常時気分がはじめて少しばかり感ぜられ・・・<寺田寅彦「静岡地震被害見学記」青空文庫>
  3. ・・・尤もそれを信用する争議団員は一人もありはしなかったが……しかし、モウ今日では、利平達は、社長の唯一の手足であり、杖であった。会社の浮沈を我身の浮沈と考えていた。彼等は争議団員中の軟派分子を知っていた。またいろいろの団員中の弱点も知っていた。・・・<徳永直「眼」青空文庫>
  4. ・・・ ――張り紙よんだよ…… トラムはモスクワとレニングラードにある純粋に労働者出身の劇団である。団員はみんな若いコムソモールで、共同経済と厳重な規約の下に階級的な集団生活をやっている。そこへ加入するには必ずある一定の期間実際生産労働に・・・<宮本百合子「三月八日は女の日だ」青空文庫>
  5. ・・・団の団員になった。 かくて、ルースが最初出発した、「正直な報道」の与え手としてのジャーナリストの立場は非常に危険なものになって来たとマクドナルドは見ているのである。 私は、日本のジャーナリズムにそれぞれ今日の立役者として今日活躍して・・・<宮本百合子「微妙な人間的交錯」青空文庫>