たん‐ざ【端座/端×坐】 の意味

  1. [名](スル)姿勢を正して座ること。正座。「―して経を読む」
  • 名詞
  • たん‐ざ【端座/端×坐】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・かよわいその人の、一人、毛氈に端坐して、城の見ゆる町を遥に、開いた丘に、少しのぼせて、羽織を脱いで、蒔絵の重に片袖を掛けて、ほっと憩らったのを見て、少年は谷に下りた。

      泉鏡花「小春の狐」

    • ・・・この人の顔さえ定かならぬ薄暗い室に端座してベロンベロンと秘蔵の琵琶を掻鳴らす時の椿岳会心の微笑を想像せよ。

      内田魯庵「淡島椿岳」

    • ・・・きちんと履物をそろえて書斎の中に端坐し、さて机の上の塵を払ってから、書き出したような作品に、もはや何の魅力があろう。

      織田作之助「土足のままの文学」