だん‐ち【暖地】例文一覧 2件

  1. ・・・ 夕方から零ち出した雪が暖地には稀らしくしんしんと降って、もう宵の口では無い今もまだ断れ際にはなりながらはらはらと降っている。片側は広く開けて野菜圃でも続いているのか、其間に折々小さい茅屋が点在している。他の片側は立派な丈の高い塀つづき・・・<幸田露伴「雪たたき」青空文庫>
  2. ・・・西洋人は東洋暖地へ来てやっとバンガローのベランダ造りを思いついたようである。 障子というものがまた存外巧妙な発明である。光線に対しては乳色ガラスのランプシェードのように光を弱めずに拡散する効果があり、風に対してもその力を弱めてしかも適宜・・・<寺田寅彦「日本人の自然観」青空文庫>