たん‐ぽ【担保】 の意味

  1. [名](スル)
  1. 将来生じるかもしれない不利益に対して、それを補うことを保証すること、または保証するもの。抵当。「土地を担保に入れる」
  1. 債務者債務を履行しない場合に備えて債権者に提供され、債権弁済を確保する手段となるもの。物的担保人的担保とがある。
  1. (特に、物品などの形 (かた) を取らないで)その事を保証するもの。「消費者保護実現の担保はない」「法律によって担保する」

たん‐ぽ【担保】の慣用句

  1. たんぽかけめ【担保掛(け)目】
    • 担保物件の価格よりも低く評価する際の比率。金融機関が貸付を行う場合に徴求する担保物件や証券会社が信用取引委託証拠金の代用として預かる有価証券の時価などに対して適用される。
  1. たんぽかしつけ【担保貸付】
    • 銀行などの金融機関が担保をとって行う貸付。担保付貸付。
  1. たんぽきん【担保金】
    • 担保として提供される金銭。
  1. たんぽきんせいど【担保金制度】
    • 漁業主権法海洋汚染防止法などに違反した外国船舶が、違反事実を認め、担保金等の提供を行った場合に、速やかに釈放する制度。国連海洋法条約等の規定に基づいて、外国船舶の航行の利益に配慮するために創設された。ボンド制度。
  1. たんぽけん【担保権】
    • ある物を債権の担保に供することを目的とする権利。普通は担保物権をさす。
  1. たんぽせいきゅうけん【担保請求権】
    • 当事者間の特約または法律の規定に基づき、担保の提供を請求しうる権利。
  1. たんぽつきこうさい【担保付公債】
  1. たんぽつきしゃさい【担保付社債】
    • 元利の支払いを確実にするため、起債会社と信託会社との信託契約によって物的担保の付された社債
  1. たんぽぶつ【担保物】
    • 担保として提供される物品。
    • 質入れする物。しちぐさ。抵当物。
  1. たんぽぶっけん【担保物権】
  • たん‐ぽ【担保】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・大阪は安井銀行、第三蔵庫の担保品。

      泉鏡花「露肆」

    • ・・・ 先ずはじめに銘々の持ちものを何か一つずつ担保 gage として提供させる。

      寺田寅彦「追憶の冬夜」