ちく‐るい【畜類】例文一覧 4件

  1. ・・・お前様は人間扱いに、畜類にものを言わしったろ。」「畜類に。」「おお、鷺によ。」「鷺に。」「白鷺に。畷さ来る途中でよ。」「ああ、知ってるのかい、それはどうも。」       四 ――きみ、きみ―― 白鷺・・・<泉鏡花「燈明之巻」青空文庫>
  2. ・・・ しかし木材よりも、野菜よりも、穀類よりも、畜類よりも、さらに貴きものは国民の精神であります。デンマーク人の精神はダルガス植林成功の結果としてここに一変したのであります。失望せる彼らはここに希望を恢復しました、彼らは国を削られてさらに新・・・<内村鑑三「デンマルク国の話」青空文庫>
  3.  人間の腹より生まれ出でたるものは、犬にもあらずまた豕にもあらず、取りも直さず人間なり。いやしくも人間と名の附く動物なれば、犬豕等の畜類とは自ずから区別なかるべからず。世人が毎度いう通りに、まさしく人は万物の霊にして、生まれ・・・<福沢諭吉「家庭習慣の教えを論ず」青空文庫>
  4. ・・・婦人の仁というべきか、あるいは畜類の愛と名づくるも可なり。 人の心の同じからざる、その面の相異なるが如し。世の開るにしたがい、不善の輩もしたがって増し、平民一人ずつの力にては、その身を安くし、その身代を護るに足らず。ここにおいて一国衆人・・・<福沢諭吉「中津留別の書」青空文庫>